power-of-running’s diary

2014年から本格的にマラソンを始めました。ランニングに大きな影響を受け、ランニングの魅力を日々発信していきたいと思います!

コロナ禍でのマラソン大会の開催について

 2020年も残すところ、あとわずか。

今年はコロナ禍でマラソン大会が中止を余儀なくされています。このような状況下での大会の開催が難しいことは周知の事実ですが、実際のところ、本当に開催できないのかと疑問を持たれている方もいらっしゃるかと思います。

 

 大会を開催するうえで、『自治体からイベントの開催が認められているか』『新型コロナウイルス感染症に関する診療体制が整っていているか』は大前提となりますが、それらをクリアしても以下の問題をどう解決していくかという難しい局面に直面しています。

 

・会場に着くまでの移動で発生する密をどう回避するか

大勢のランナー(応援者も少なからずいる)がスタート会場に来ますので、公共交通機関(電車やバスなど)で発生する密は不可避です。

 

・スタート地点で発生する密をどう回避するか

スタート地点でも密が発生します。密が発生しないようにするためには、ソーシャルディスタンスを保てば良いと思いますが、スタート地点にはその距離が保てない物理的な制限もあります。

また、全てのランナーがスタートするまで多大な時間を要し、交通規制をしている大会では、現実的に難しいでしょう。

交通規制を長く取れば良いのではと思われるかもしれませんが、公道はランナーの為だけではありません。マラソン大会の開催によって、地域住民の方に迷惑をかけているということも認識する必要があります。


・ボランティアの方が集まるかどうか

大会スタッフの大部分はボランティアさんであり、ボランティアさんなくしては大会は成り立ちません。コロナ禍でボランティアを辞退される方も多く、ボランティアの方が集まらず開催できないということも場合によっては出てくると思います。

 

大会によってはこれら以外にも色んな問題が発生し日々ご苦労されていると推察しますが、思いつくままに記載しました。